2011年 04月 22日
河北新報夕刊4月13日から
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犠牲者の魂 平安を祈る キリスト教団体 仙台で『夕べ』
若林区の牧師川上直哉さんが、宮城県宗教法人連絡協議会の一員として仙台市葛岡斎場で身元不明の遺体を弔っている現状を報告。「不条理な出来事で命を落とした人々をしのび、生きることの尊さを抱きしめている」と語った。
全員で讃美歌「神よ、たまえ平和を」を歌い、10分間黙想。参加者は犠牲者の魂の平安を願い、遺族の悲嘆に寄り添おうと祈りをささげた。
進行役を務めた同教会協力牧師の小林孝男さん(尚絅学院宗教主任)は「過酷な現実の中にあるご遺族のために何ができるかを、あらためて思った」と話した。
(写真は仙台教会提供)
東日本大震災の発生から1カ月を迎えた11日夜、「犠牲者をしのぶ黙想と賛美の夕べ」が、仙台市青葉区の日本バプテスト仙台基督教会で開かれた。仙台キリスト教連合などの呼び掛けで、教派を超えて約100人が参加した。若林区の牧師川上直哉さんが、宮城県宗教法人連絡協議会の一員として仙台市葛岡斎場で身元不明の遺体を弔っている現状を報告。「不条理な出来事で命を落とした人々をしのび、生きることの尊さを抱きしめている」と語った。
全員で讃美歌「神よ、たまえ平和を」を歌い、10分間黙想。参加者は犠牲者の魂の平安を願い、遺族の悲嘆に寄り添おうと祈りをささげた。
進行役を務めた同教会協力牧師の小林孝男さん(尚絅学院宗教主任)は「過酷な現実の中にあるご遺族のために何ができるかを、あらためて思った」と話した。
by bapren
| 2011-04-22 19:02
| 被災地にある諸教会より