2011年 05月 25日
現地で共に考える講演・相談会「原発事故について、今、知りたいこと」
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日本バプテスト連盟災害対策本部:主催 / 日本キリスト教協議会(NCC) 平和・核問題委員会:協力
5月21日(土) 午前:福島旭町教会・こひつじ幼稚園 / 午後:郡山コスモス通り教会
「だれでも森で道がわからなくなった時には、道標を見つけることが大切だ。目を凝らしてみる。道標は歩いている人間を元気づけてくれる。道さえはっきりすれば歩きつづけてゆく」C・Sルイス
いったい、今、何が起こっているのか?私たちはどの道を行ったらよいのか…震災直後から、今にいたるまで混沌とした福島。こんな時、信頼できる道しるべとして原子力安全・保安院があるのではなかったのか?向こう側を歩き去って行くレビや祭司はいつの時代も助けてはくれないのです。
それなら、自分たちで道を拓いていこう。自分自身で判断できるようになる一番の方法は、信頼できる専門家の意見をきくこと。そんな思いから、物理学者の成田小二郎氏(NCC平和・核問題委員会委員と、原発立地である浜岡の方々と共に生きて来られた内藤新吾氏(日本福音ルーテル稔台教会牧師)を講師にお迎えして、講演会、相談会が開催されました。
成田氏からは、①今福島第一原発で何が起きているか②放射線の人体への影響③生活者として避難をどう判断するか。④現地で生活する場合の注意点について、講演いただきました。報道でよく聞かれるようになった「ただちに人体に影響はない」と言う言葉は、すなわち、「後に害を及ぼすことがある」と知って判断して行くことが肝要であることを学びました。内藤氏からは、原子力行政のからくりと、今後選び取るべき道について学ぶことができました。講演の後の相談会では、家の窓を開ける、布団を干す、そんなことすらままならぬ生活者の質問にヒントを提供するひと時となりました。 (連盟非常勤職員 富田なおみ)
*参加 午前46名(含子ども) 午後57名
※講演内容をDVDに収録しました。貸し出しは連盟事務所(048-883-1091)富田なおみまで。
5月21日(土) 午前:福島旭町教会・こひつじ幼稚園 / 午後:郡山コスモス通り教会
「ただちに」の後は…
「だれでも森で道がわからなくなった時には、道標を見つけることが大切だ。目を凝らしてみる。道標は歩いている人間を元気づけてくれる。道さえはっきりすれば歩きつづけてゆく」C・Sルイス
いったい、今、何が起こっているのか?私たちはどの道を行ったらよいのか…震災直後から、今にいたるまで混沌とした福島。こんな時、信頼できる道しるべとして原子力安全・保安院があるのではなかったのか?向こう側を歩き去って行くレビや祭司はいつの時代も助けてはくれないのです。
それなら、自分たちで道を拓いていこう。自分自身で判断できるようになる一番の方法は、信頼できる専門家の意見をきくこと。そんな思いから、物理学者の成田小二郎氏(NCC平和・核問題委員会委員と、原発立地である浜岡の方々と共に生きて来られた内藤新吾氏(日本福音ルーテル稔台教会牧師)を講師にお迎えして、講演会、相談会が開催されました。
成田氏からは、①今福島第一原発で何が起きているか②放射線の人体への影響③生活者として避難をどう判断するか。④現地で生活する場合の注意点について、講演いただきました。報道でよく聞かれるようになった「ただちに人体に影響はない」と言う言葉は、すなわち、「後に害を及ぼすことがある」と知って判断して行くことが肝要であることを学びました。内藤氏からは、原子力行政のからくりと、今後選び取るべき道について学ぶことができました。講演の後の相談会では、家の窓を開ける、布団を干す、そんなことすらままならぬ生活者の質問にヒントを提供するひと時となりました。 (連盟非常勤職員 富田なおみ)
*参加 午前46名(含子ども) 午後57名
※講演内容をDVDに収録しました。貸し出しは連盟事務所(048-883-1091)富田なおみまで。
by bapren
| 2011-05-25 14:42
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